事業・仕事を知る

－JAしもつけを選んだ理由を教えてください。

私が選んだ一番の理由は地元で働きたい、という気持ちが強かったからです。
在学中は首都圏の大学だったので、やはり都会で働いてという憧れもあったのですが、自分の将来のことを真剣に考えたときに地元の農業を支えたいという気持ちが強くなりました。

学生時代からずっと野球少年でした。元気の素だった食事はここ栃木のお米だったり野菜や果物でしたね。
そんなことを考えたら、農業、地元のJAに就職したいという気持ちが大きくなって、ここに決めました。

－担当業務について詳しく教えてください。

いちご農家さんの出荷のお手伝いや組織の運営です。
行政やその他の関係機関とのやりとりをしていちごを販売することがメインのお仕事になります。

－JAで学んだこと、入組してよかったことは。

私が生まれる前から栃木県はいちごの生産量はずっと1位であり続けていて、これを積み重ねたのはJAでもなく、作っていただいている生産者のみなさんだということをしみじみ感じます。

特に近年は資材費用だったり経費の高騰だったり、または人件費だったりとかなり厳しい状況だと思います。
この野菜や果物を生産する上で、この部分の値上がりはあまり見込めないのが現状です。私たちJAの責任として、そんな状況であっても、1円でも高く生産者の方に還元できるようにすることが重要なことと学びました。
私たちは企業であって、生産者に対しての比重をしっかりと大切にしなくてはいけないと思っています。

私たち職員は農家さんに育てていただいているんだな、とすごく感じますね。 いちご部門を担当して約2年になりますが、この2年間は私自身の経験と農家さんに対する気持ちも含めて非常に大きな数年間でした。
それと、経験値の多い先輩職員がたくさんいるので、もし失敗しても先輩やたくさん農家さんがフォローしてくれる！だから、仕事をやり切れるというか業務を全うすることができます。
そんなところがJAの良いところであったり学べるところだと思います。

－JAしもつけの好きなところを教えてください。

そうですね、やっぱり地元なので働く仲間がほぼ管内の出身であり親近感がわきます。
また歳が離れていても同じ地元の話で繋がるので楽しいです。

生産者さんは、何十年も同じ土地で栽培している方ばかりです。その方たちとの話はすごく勉強になります。その農家さんが代わる代わる私を頼って来ていろんな話をしに来てくれたり、と。
そういったみんなと仲良く話せる環境があるということがすごくいいな、と思っています。

－今後のキャリアについて、挑戦したいことや目標をお聞かせください。

まだいちごに携わって数年しか経っておりませんが、いちご以外の品目もしっかりと業務にあたりたいです。
しもつけのいちごが、栃木県で良いいちごであり続けられるように、業務に携わって行きたいと思っています。

また、JAは金融もありますし、共済もある。幅広い総合職です。
私の今の仕事は、生産者を出荷だけで支えることしかできないんですね。
今後、もし他の場所に異動になったとしても、幅広く業務を経験してトータル的な業務の中でよりいっそう生産者を支えて行きたい、組合員さんをバックアップしたいということを目標に掲げています。
私はまだまだ若手なので、重ねていかなくてはならない経験がたくさんあると思っています。もっと幅の広い、もっと厚みのある人間になって、農家さんに還元していきたいな、というところが目標であり、挑戦するところだなと感じています。

－業務をする上で心がけていることはありますか？

近年の情勢が農家さんにとても厳しい状況であります。
私たちが向いていかなきゃならないのはまずは生産者。JAは生産者あってのJAであり、そこに対してしっかりと誠意を持って対応するということは今後も続けて行きたいと思っています。

－プライベートの時間についてもお聞かせください

家庭がありますので家族サービスの時間にしています。
息子も1歳で、子育ての壁に当たっていますね。業務でも壁に当たってるんですけどね。息子にもきちんと向き合って向上心を持って対応していきたいです。
でも、妻にはまだまだね、ってよく言われますね、頑張ります！

学生時代からやっていた野球は、今はお付き合い程度しかできていないのが残念です。 息子が大きくなった時に一緒に野球ができるといいな、と。そうなるといいなあ、私の夢ですね。

－学生へ先輩からのメッセージを！！

就職活動を本気になってするのって卒業間際の、今しかないと思います。幅広い経験をたくさんして欲しい。制限があるこの時代ですが、自分自身でやりたいことはしっかりやり切っていろんな経験をして欲しいと思います。
やっぱり、いろんな経験をしていろんな世界を見て、そして、この仕事をしたいなと感じたところがJAであればいいなと思いますし、そういった思いのある方と一緒に仕事ができれば嬉しいです。当JAをその選択肢の一つにしてもらえれば光栄です。