JAしもつけでは、主役である組合員の皆様や消費者である地域住民の皆様と一体となり、
「食と農を基軸として、地域に根ざした協同組合」として、
「持続可能な農業」と「豊かで暮しやすい地域社会」の実現を目指し、
さまざまな取り組みを継続していきます。
JAしもつけの5つの自己改革
改革1 販売事業の取組実績
販売品取扱高の拡大
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農産物では、麦の品質向上と安定した生産量を確保するため、排水対策や土づくり、施肥管理を重点方策として進めて参りました。
また、畜産物ではコロナ禍以前の販売価格に回復してきており、計画的な導入・出荷体制が増えたことより、計画通りとなりました。
園芸作物では、栽培指導による更なる品質の高位平準化と安定供給体制確立による販売強化を行ったことにより、計画を達成しております。
トマト新選果場稼働
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2020年9月の生産組織統合により増収技術が向上する中、従来稼働してきた2つの選果場は、処理能力を超える運用が続きました。そのため、2か所の選果施設をより処理能力の高い新選果場に一元化し、2024年2月より本稼働しております。
トマトの出荷量を確保しつつ、選果品質の高位平準化を図り、産地間競争力をさらに高め農業者の所得向上に貢献します。
改革2 購買事業の取組実績
コストの低減
低コスト生産技術の確立・普及
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水稲肥料については、ひとふりくん等の一発肥料が増加、また水稲除草剤は、営農経済渉外担当者による担い手直送規格への移行取り組みにより、取扱いの割合を伸ばしています。
今後においても、低コスト栽培技術の確立・普及に取り組み、低コスト生産資材・省力生産資材の取扱いを拡大してまいります。
改革3 信用事業の取組実績
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JAしもつけではお預かりしたお金を、農業の発展や地域産業を支える方々へ融資という形で循環させ、お住いの地域活性化へ貢献しております。
地元農業や地域応援のため、給与振込・年金受取・各種ローンのご利用先にご検討いただけるよう外部に発信しています。
また、新たに資産形成・運用のニーズに対応するため、投資信託の提案を行っており、今年度は若手農業者の資産形成・運用のサポートにつなげようと、8月と2月の2回にわたり投資信託説明会・新NISA制度のセミナーを開催いたしました。
▲若手農業者向けセミナー
改革4 共済事業の取組実績
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「ひと・いえ・くるまの総合保障」を通じた「安心」と「満足」の提供を使命とし、地域に密着したJAらしい事業活動「3Q訪問活動」を展開し、組合員・利用者との信頼関係を深め、次世代・次々世代層への接点強化による世代を超えた保障提供に取り組みました。
特に医療・がん・介護共済等の生存保障は、利用者を取り巻くリスクや環境の変化に対応した万全な保障提供を行い、保有件数を増やしております。
改革5 地域活性化への取組実績
JAしもつけでは、食と農を架け橋に組合員だけではなく、地域住民を結び、JAの総合事業の持つ生活インフラ機能とくらしの活動の連携により、豊かでくらしやすい地域社会の実現に貢献しています。
食農教育
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地元特産品を利用した食育事業の一環として、栃木市(西方地区を除く)のすべての小・中学校と栃木特別支援学校の学校給食で地元産の食材の提供をしました。
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▲食育応援事業
地域コミュニティの活性化
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JAしもつけでは、各連合会の助成等を活用した地域の社会貢献活動の実施や、地域住民の交流・仲間づくり・生きがいづくりの場として、女性大学などを通じて、地域コミュ二ティの活性化へ貢献しています。
▲管内の中学校へ消毒液・石鹸の贈呈
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▲女性会・菜の花会の
ペットボトルキャップ回収運動